パリの魅力

歴史を重んじるがそこに留まることなく新しいことにも挑戦する。それが人々を引き付けてやまない理由であろう。この本が出版されて30年目の今年(2024)の夏、パリのさらなる進化を世界中の人が知ることになるだろう。

 

 

パリの魅力

歴史を重んじるがそこに留まることなく新しいことにも挑戦する。それが人々を引き付けてやまない理由であろう。この本が出版されて30年目の今年(2024)の夏、パリのさらなる進化を世界中の人が知ることになるだろう。

 

 

強い龍の姿

中国の龍は皇帝を守ると同時に皇帝のしるしでもあった。一方西洋では龍は悪者として聖者に踏みつけられ退治されている。しかし、イギリスでは霊の力を持つ聖なる動物とされている。日本の祇園祭の山鉾は悪霊を追い出すための龍が描かれている。

どの龍であれ、強いものに憧れ恐れた人が作り出したものだ 

 

 

ジプシーはジプシー

「南フランスのジプシーたちは、他人とはフランス語で家族の間ではスペイン語で話すんだ」(p6)

この言葉にはこの一家の旅の歴史が刻まれていたことを後の頁で知った。(p28)

エルサレムから追放された聖女ではなく、彼女たちに付いてきたエジプト人の召使いサラをジプシーの祖先と信じて自分たちの守護神に祭り上げた。やはりジプシーはジプシーだ。

たくさんのふしぎ』119号(1995年2月) 福音館書店

『ジプシーの少女と友だちになった』 平田伊都子/文と絵

 

 

青い地球の海

人は大昔から様々な装置を発明して海の中に入っていった。海の中の世界を知りたいという好奇心だけでなく、海が地球の生き物たちの故郷であることを本能的に知っていたからかもしれない。

 

 

 

漁師さんが守ってきた魚つき林

北海道えりも町百人浜クロマツの林のおかげで昆布やサケ、マスが育っている。気仙沼のカキの養殖には20km離れた室根山の森が欠かせない。その林や森を育ててきたのは漁師さんたちだった。

 

 

スカルワンギ村の暮らし

この村では家でココヤシの実からヤシ油を作る。絞りかすは池の魚のエサになり、ヤシの殻はかまどの燃料になる。無駄な物は一切出ない。目の見えなくなったおじいさんもホウキ作りの名人として村の一員として暮らしている。私たちが声高に唱えているSDGsがまやかしのように思えてくる。