私だけの友だち

訳者あとがきで、谷川俊太郎氏が子どもの秘密を分かち合える存在が必要であると述べている。

私は読んでいて真っ先に「ドラえもん」が頭に浮かんだ。

 

アルド・わたしだけのひみつのともだち

アルド・わたしだけのひみつのともだち

 

 

新しい友だち

新しくやって来たトラクターのマスクと友だちになりたい馬のフロリアン。新しい環境に馴染もうとしないマスクの気持ちもわからなくはない。

お互いに助け助けられ楽しく生きていければ、それが良い。

 

 

夢の中

サブタイトルにあるように夢を見ているかのような不思議な話である。

小さな機関車が自分を作ったマチアスと再会するまでの旅路がシュールに描かれている。

それぞれのテーマを持ったページの色使いに惹きつけられる。

 

 

なりたい自分

ハエがやけにリアルに描かれているのが気になった。カメレオンにとって生きていく上で一番大事なのは、ハエを捕まえる長いベトベトする舌なのだ。

 

 

それぞれの役割

スイミー』のように皆が団結して困難を乗り越える話とは真逆のようにも思える。

腹を立てながらも、一人異なる考え(行動)をしているフレデリックを追い出さなかったのねずみたちも豊かさが一つでないことを知っている。

 

フレデリック―ちょっとかわったのねずみのはなし
 

 

長さの単位

物の長さを時間の長さに替えて測ろうとしたしゃくとりむしは危機を脱した。

 

 

池の外

誰だって外の世界を見たくて飛び出して行く。さかなのように元の場所に戻ってくるものもいるが、帰らずに留まったものもいるはずだ。

 

さかなはさかな―かえるのまねしたさかなのはなし