至れり尽くせり

よしのぼりのオスはメスに卵を産んでもらうために巣穴を掘り、メスが卵を産んだら卵を守り世話をする。メスは卵を産みっぱなしで、オスが育てるのだ。 ここに少子化対策のヒントがあるように思う。 『かがくのとも』255号(1990年6月) 『よしのぼりのぼうけん…

海洋生物

磯遊びをしたことがない私はイソギンチャクなど有名どころの生き物しか知らない。海で生きる生物の多様性は計り知れない。 月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻245号 海の中 のぞいた Amazon

くるくる回る

かざぐるまにこれ程の種類があるとは思わなかった。最後にそれぞれの型があるのでそれを切り取って実際に作ることができる。 風力発電の風車もかざぐるまの仲間だ。 『かがくのとも』323号(1996年2月) 『かざぐるまのくに』 百木一朗/構成・文 永田智子/絵 …

声に出して読む

音読は脳の活性化に効果があるらしい。重ね言葉やそっくり言葉など口を動かすと同時に頭を働かせなければならない。出てくる言葉が面白いので音読のテキストに相応しい。 ここんぷいぷい―創作ことばあそび絵本 (かがくのとも傑作集 わいわいあそび) 作者:織…

風邪は万病の元

「毛利子来」という名前が懐かしい。『赤ちゃんのいる暮らし』を始めとする著書は30年以上前の子育てのバイブルだった。子育てに不安だらけの親を安心させた。 お母さんが仕事を休めずお父さんに病気の子どもを頼むシーンがあるが、二人の短い会話が自然体で…

天気予報

以前はテレビのお天気ニュースで明日の天気を知った。今はそれがスマホに取って代わった。気象予報士というプロの見立てだから間違いないだろう。 しかし、この本を読むと実際の空を見続けてきた先人たちの見立ても決して侮れない。 私はといえば、空を見上…

遊びの原点

お父さんに限らず保育には男性保育者が必要なのかもしれない。子どもが全身でぶつかっていって受け止めることができる人。体力勝負なので、女性保育者でも可能ではあるが。 あそぼうあそぼうおとうさん (かがくのとも傑作集―わいわいあそび) 作者:浜田 桂子 …

花遊び

花かんむりや花占いぐらいは思いつくが花、香水、花人形、笛…と子どもたちの花屋さんは幅広い。 おばあちゃん先生のかこ先生、おねえさん先生のももこ先生の園児15人どんぐり保育園は楽しそうだ。 うーらうらら はるまつり―くさばなおみせやさんごっこ (かが…

御殿の最後

キツツキがくちばしで掘った木の穴(ごてん)は、次々とその住人が追い出された。年月を経て古い木は朽ちていき、みつばちを追い出したくまが頭を穴に突っ込んだら木はたちまちバラバラに砕けてしまった。 次はどの動物が穴を狙っているのだろうかと想像しなが…

親になる

自分の子どもであっても誰もがその子の親になれるわけではない。自分の子どもでなくても誰もがその子の親になることができる。たとえそれが一時のことであっても。 彼は最後に「うまそう」を手放して生みの親の元へ返した。彼は親になったのだ。親とは子ども…

へえーそうだったのか!

オオカミといぬ、トラとねこ、アライグマとタヌキ、似ているようでやっぱり違う。ダチョウはトリの仲間だけど飛ばない。動物にまつわる話がイラスト満載で学べる。 『かがくのとも』278号(1992年5月) 『フクロウのよるはおおいそがし どうぶつえんガイド』あ…

木々の四季

桜の花が散った後に青々と茂る若葉は生命の活力を感じさせる。春夏秋冬の木々の変化は人の生き方と重なるようで愛おしい。 『かがくのとも』324号(1996年3月) 『きはともだち』服部道夫/文 姉崎一馬/写真 福音館書店

つばきで遊ぶ

地面に落ちた椿の花のじゅうたんはよく見かけるが、花かんむりや首飾りの他にも種で笛まで作って遊ぶとは思いもよらなかった。人々にとって身近な木だったのだろう。 つばき (かがくのとも特製版) 作者:矢間 芳子 福音館書店 Amazon 『かがくのとも』287号(1…

それぞれの役割

つくしは頭から胞子を出して新しい場所に仲間を増やす。つくしが枯れるとすぎが伸びてきて陽の光を浴びて栄養を根っこに送り続ける。すぎなが枯れると根っこのあちこちでつくしが生まれてくる。同じ根っこのつくしとすぎなはそれぞれの役割を担って生きてい…

いちごの季節

庭の自生のいちごは6月頃に実がなった。スーパーのいちごはクリスマス前が最も高値だが、5月に入ると値段も安定してくる。いちごはこの時期のものだと思っていたが、6月から12月まで色々な種類のいちごが各地で実をつけていて動物たちを楽しませている。 月…

やってみよう

大人の私でも思わずやってみたくなるものばかりだ。誰かとコミュニケーションをとる手立てにもなる。 月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻247号 てじなで だましっこ 作者:佐伯俊男 福音館書店 Amazon

身近な新聞紙

祖母は水で湿らせた新聞紙をちぎって丸めて座敷に撒いてほうきで掃いて掃除をしていた。他にも広げた新聞紙を押入れに敷いて湿気取りとして利用していた。大人も重宝していた。 しんぶんしでつくろう (かがくのとも傑作集 わいわい・あそび) 作者:よしだ き…

神の鳥

しまふくろうといえば、絵本『カムイチカプ』(藤村久和/文 手島圭三郎/絵)を思い浮かべる。この鳥がアイヌ語でカムイチカプ(神の鳥)と呼ばれるのかを知る手がかりになる。夜でも光る眼、広げた羽の大きさ、獲物を狙う執念、雄と雌の夫婦の絆…畏れを知る鳥だ…

トンボあれこれ

蝉の鳴き声が響きわたる真夏の昼下りにとんぼの姿を見つけると少し心が軽くなる。うだるような暑さの中で秋を思わせるからだ。とんぼの生態について初めて知った。 とんぼ (かがくのとも特製版) 作者:吉谷 昭憲 福音館書店 Amazon 『かがくのとも』292号(199…

柵を越えて

野生の動物たちは自ら餌を求めて自由に移動する。動物園では飼育員から餌は与えられるが柵の外には出られない。大雪で柵が埋って外に出られたアザラシたちは最高の気分だっただろう。 雪の上のなぞのあしあと (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 作者:あべ…

豆知識

カメの餌は生肉か生魚、ペリカンの口ばしの袋にはイワシが30匹入るなど、思わず誰かに話したくなる知識が詰まっている。 月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻296号 カメはおうちをしょっている どうぶつえんガイド Amazon

羊飼いのセーター

お父さんは羊を飼い、刈った羊の毛を毛糸にして、何と自分でセーターを編んでしまった。羊飼いにして元祖編み物男子でもある。羊の毛からどのように毛糸を作るか初めて知った。 おとうさんは ひつじかい 月刊かがくのとも 272号 作者:白根美代子 福音館書店 …

米作り

30年ほど前は、週末田植えを手伝うために実家に帰るという話を職場で聞いたことがある。今は、家の裏の田んぼでは大型農機具を使って一人で田植えを行っている。親せき隣近所の手助けも必要としなくなった。田植えの風景も変わってしまった。 『かがくのとも…

みんなで食べる

親せき以外の人たちと家族で一緒に食卓を囲む経験をしてこなかった。地域の中で一緒に食事の準備をして一緒に食べて一緒に片付ける。人間関係の煩わしさゆえこうしたことを避けてきたが、これでよかったのか? 『かがくのとも』294号(1993年9月) 『あきのか…

お豆の力

この絵本のように、大豆を作る過程で偶然人は豆もやし、枝豆を食べてしまったのかもしれない。一種類の種でそれぞれ食感も異なる野菜を食べられるなんて幸せだ。 だいず えだまめ まめもやし (かがくのとも特製版) 作者:こうや すすむ 福音館書店 Amazon 『…

これぞ生活科?

布団干しの手伝いから始まり綿の木を育てて綿を収穫して、脱脂綿や糸、布等の身近にある綿製品見つけ出す。昔は家庭の中で教育とは意識せずに行われていたのだろう。 かがくのとも1988年11月号「わた」 作者:宮川桃子 福音館書店 Amazon

森を守る植物

庭の草取りで一番やっかいなのはあらゆる物に巻き付くつるが伸びた草だった。しかし、くずのようなつる植物が森を守っているとのこと。最初にくずの根からくず粉を取り出した人はすごい人だ。 くず―つるしょくぶつのひみつ (かがくのとも特製版) 作者:菅原 …

山の上の学校

本文の中に「やまのうえのしょうがっこうにかようこどもたち」とあったので、この小学校についてネットで調べてみた。 この小学校は既に募集を停止しているが、中高も併設されていて、東京にある系列の疎開校として生まれたとホームページに記されていた。 …

虹の向こうに

公園の噴水では太陽を背にして自分の影の側に虹が見える。水しぶきに日の光が当たると虹ができる。雨上がりの空に架かる虹だけでなく、どの虹もずっと見ていたい。 にじ (かがくのとも絵本) 作者:さくらい じゅんじ 福音館書店 Amazon 『かがくのとも』283号…

星の名前

子どもたちにとってはひしゃくよりはスプーンのほうがイメージしやすい。カシオペア座よりもおっぱいぼしのほうが親しみやすい。 これで夜空の星に興味を持って眺めてもらいたい。 スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座) (かがくのとも…