2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

まだまだ続く(バーバパパ)

バーバパパが誕生して25年。この時までのシリーズは既刊8冊であるが、わが家では3冊目でバーバパパの一家が全員自由に自分の姿を変形できることに気づいた。改めて前の本を読み返したが、前作でも変形していた。 それぞれの体の色が違っていること、喧嘩して…

家族ができて(バーバパパ)

空き家だった最初の家を壊されたのはそこに団地ができるからだが、再び自分たちで作った家を壊しに機械がやって来たのは何故だろう。 7人の子どもたちそれぞれに個室もあって個性的なステキな家だ。 バーバパパのいえさがし (バーバパパえほん) 作者:A・チゾ…

人気シリーズの始まり(バーバパパ)

人気シリーズの最初を飾るこの本の出版は1975年、以降バーバパパの絵本は40年以上にわたるロングセラーとなった。 バーバパパというネーミングとフォルムは平凡ではないが、今ではすっかり馴染んでしまった。 「たびにでる」とは伴侶を見つけに行くことだっ…

ライオンの挨拶

ライオンが「こんにちは」と言っても、町の人たちには「ウオー」としか聞こえないだろうに…と身も蓋もないことを思いながら読んでいたが、最後にライオンの家の戸が開いていても二度と友達に会いに行こうとは思わなかったと言う一文を読んでなぜか切なくなっ…

関西弁の妙

丸味を帯びた絵と内容が関西弁とマッチしている。読んでいて原作の英語文を確認したくなる。 ロングセラーになったのは、訳者(いまえよしとも)の功績が大きいように思う。 ぼちぼちいこか 作者:マイク・セイラー メディア: 大型本

字のない絵本(ピーター・スピア)

ピーター・スピアとの最初の出会いがこの絵本だった。 字がないにも関わらず、否、字がないからこそ1ページを何時までも読んでいられる。 雨が降ったからこそ発見できる楽しみを思い出せてくれる。 雨、あめ (児童図書館・絵本の部屋) 作者:ピーター・スピア…

多国籍な人々(ピーター・スピア)

これ程多くの国のパフォーマーがサーカスに参加していることを初めて知った。 日本からは軽業師、北京からは皿回しを披露している。 バックヤードも描かれていて興味深く読めた。 サーカス! (世界傑作絵本シリーズ) 作者:ピーター スピア 発売日: 1993/06/30…

同じ顔の兄弟

ちからもち、くいしんぼう、はらいっぱい、ぶってくれ、ながすね、さむがりや、あつがりや、切ってくれ、みずくぐり 同じ顔の九人兄弟だが、それぞれ名前が意味する特技で悪い王さまに勝って村に平和をもたらす。 王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型…