2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカのクリスマス

ピーター・スピアの絵本にはアメリカの風景、街並み、住宅、生活の様子などが描かれている。 この本は、クリスマスの準備、イブの日の礼拝、当日の過ごし方、後片付けまでがよくわかる。 イブの日に家族でクッキーを焼いて働いている人、高齢者の人たちに配…

サンタさんになったぞう

人間の世界でも、サンタさんに頼まれてプレゼントを届けてくれる人大勢いるだろう。たった一人で世界中の子どもたちにプレゼントを配るのは不可能だ。 ぞうのくにでは、ババールがサンタクロースの衣装を借りて子どもたちにプレゼントを届けた。 ババールと…

夏のサンタさん

トナカイが引く手作りのキャンピングカーに乗って、フランシス、スコットランド、ラスベガスで夏休みを楽しむサンタさん。 うちに帰って来たらもうクリスマスカードが届いていて、早速仕事に取りかかるサンタさん。 サンタさん、クリスマスにはよろしく。 サ…

クリスマスイブのサンタさん

クリスマスイブのサンタさんは大忙し。夕方から準備をして子どもたちにプレゼントを配って、周り明け方家に帰ってお風呂に入ってビールを飲んでごちそうを食べて、、歯磨きをしてベッドに入る。夜勤の人と変わらない。 自宅に帰ったサンタさんにもクリスマス…

クリスマスパーティ

セレスティーヌのために始めたクリスマスの準備だが、アーネストおじさんも楽しんでいるようだ。 衣装からケーキまで作って、サンタさんになってお話をしてヴァイオリンも弾いてくれる…セレスティーヌの喜びがアーネストの喜びなのだ。 皮肉屋?マックスの変…

やっぱり、いいにおい!

ぐりとぐらの絵本なので、きっと何か食べ物が出てくると思って読んでいたら、カステラを焼くにおいが… それは、チョコレートとクリームがどっさりのったクリスマスケーキだった。 ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本) 作者:なかがわ りえこ 発売日:…

少女のその後

「サンタクロースっているの?」と新聞社へ投書した少女は、小学校の先生として子どもたちとともに過ごした。 サンタクロースのプレゼントが届かない子どもたちには、大人が手伝って手紙をサンタさんに送って全員の子にプレゼントが届くようにしよう…サンタ…

有名な社説

子どもの頃にサンタクロースを信じた思いは、大人になっても残っているのだろう。それを取り出すことのできる人は限られているかもしれないが。 サンタクロースっているんでしょうか? 発売日: 1977/12/05 メディア: 単行本

サンタさんって?

私たちが知っているサンタクロースとは異なるイメージを提供してくれる情報がたくさん詰まっている。サンタさんだって1人の人間なのだ。好きなページがきっと見つかる本。 サンタクロースの辞典 メディア: 単行本

自分のこと

「きみじしんをもってきて」 アナグマがモグラにこう言ったのは、モグラのことをよく知っていたからだ。それはモグラ自身も気づいていないことだった。 アナグマのもちよりパーティ (児童図書館・絵本の部屋) 作者:ハーウィン オラム 発売日: 1995/03/01 メ…

共有した時間の輝き

長いトンネルの向こうに行ってしまった人たちを思うことは、自分にとっての癒やしでもある。 過ぎ去った時間を取り戻すことはできないが、過ぎ去った時間に思いを馳せることはできる。そしてその人に語りかけることで思い出は何時までも生き続ける。 わすれ…

好きなものだけど…

『おやすみなさい、フランシス』とともに、さり気ない「しつけ」の本だったのかと今更ながらに気がついた。 しかし、子どもの目線で書かれているので少しも押し付けがましくない。私もいつのまにかフランシスの立場に立って読んでいた。 ジャムつきパンとフ…

眠たくないときは…

フランシス一家はたぬきかな?と思って読み進み、始めのページに戻ったら、おとうさんが「あなぐましんぶん」を読んでいた。 誰でも(大人でも)眠れないときはいろいろ考えたりするが、最後は考えることに疲れて寝てしまう。 おやすみなさいフランシス (世界…

姉妹

姉弟だとこうした話は生まれない。姉妹ならではであろう。 妹がいなくなってどれだけ不安になっただろう。姉がいなくなって不安になる妹の気持ちとは異なるものだ。 ねえさんといもうと 作者:シャーロット・ゾロトウ 発売日: 2019/04/08 メディア: -

知らなかったその先

『サウンド・オブ・ミュージック』では、マリアと大佐が結婚したところまでしか私の記憶には残っていないが、この本に記されている通り本当の物語は結婚式から始まるのであった。 激動の時代にあって歌が一家を結びつけて生活を支えて来たのだが、平和な故郷…

僕はなにもの?

北の国まで母さんを一緒に探してくれた男の子はドラゴンに乗って家に帰れたのだろうか? 魚も虫も鳥も違っているところではなく、同じようなところを見つけて仲間だと言ってくれた。 人間社会では、違ったところばかり探そうとするが。 ドラゴン (絵本) 作者…

ひきこもりの詩人

エミリーとは詩人のエミリー・ディキンソン。彼女のエピソードに基づく絵本で、バーバラ・クーニーの落ち着いた色調とマッチしている。 最初のページで開かれたドアは最後のページでも開いたままだ。 エミリー 作者:マイケル ビダード 発売日: 1993/09/20 メ…

小人たちのはなし

三人の小人が七人の小人に会いに行く道のりでのエピソードと七人の小人たちはと白雪姫のために宴会を開くところだった… 冬の長い夜に読むのに相応しい長いお話であった。 ふゆのはなし (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本) 作者:エルンスト・クライドルフ …

始まりは木の種から

この本を読み進めていくうちに、アフガニスタンで「医療より水を」と用水路を作り農業を立て直した中村哲医師が思い浮かんだ。。 木を植え続けたブフィエ氏とは異なり道半ばで銃弾に倒れたが、アフガニスタンでも日本でもその思いは引き継がれているようだ。…

お月さまを空に帰すには?

月が写った湖の水を飲んだら月も一緒に飲み込んだこぐまが、お腹からお月さまを出そうと友人のすずめとあれこれ試すが、偶然くしゃみをしてお月さまは空に帰って行った。。 子供時代に戻って読んでみた お月さまをのんだ こぐまのプンメル 作者:ベッティーナ…

終わりと始まり

昼が終わると夜が始まる、たんぽぽのふわふわは飛んでいって種を運んで花を咲かせる…何かが終わるのは寂しいが、それはまた新たな何かの始まるとなる。 かぜは どこへいくの (世界の絵本) 作者:シャーロット・ゾロトウ メディア: 単行本

ジャニスとライナス

苦しい立場に立たされた子どもたちを理解するのは、子どもだけでなく大人たちにこそ必要なのだが… コロナ禍で生きていくうえで、自分がライナスになれるかどうか不安でもある。 チャーリー・ブラウンなぜなんだい? ともだちがおもい病気になったとき 作者:…