2021-01-01から1年間の記事一覧

改訂版を望む

名の知れた博物館から町の博物館、屋外の鈴鹿サーキットや釧路湿原など「情報を得る」場所がテーマ別に紹介した本。 出版は1992年なので、情報をバージョンアップして再版してほしい。 情報図鑑―博物館から大自然までのガイドブック 作者:篤, 上田,藍, さと…

図鑑を読む

出来事、人物、文化などのテーマ別に日本の歴史をたどっていく。 それぞれの項目で絵や写真が多くコンパクトにまとめられているので、どこから読んでも楽しめる。 ジュニア日本史大図鑑―新しい発見! (Gakken Mook) 作者:田代脩 学研プラス Amazon

それぞれの時代の人びとの生活

見開きの一枚の絵の中に人びとの生活が細かく描かれている。 巻末の解説を読みながら再度読み直すと、それぞれの時代がよみがえってくるようだ。 日本の歴史 (福音館の科学シリーズ) 作者:西村 繁男 株式会社 福音館書店 Amazon

道具を使う

はさみ、小刀、千枚通しなど使う道具の種類によって項目が分かれていて、最初に使い方が載っている。 最初に紹介されているのは「手」で、道具を使う上で手の働きは重要だ。 工作図鑑―作って遊ぼう!伝承創作おもちゃ (Do!図鑑シリーズ) 作者:木内 勝 株式会…

手作り

これは前回(1964年)の東京オリンピックの頃だろうか。 地方ではまだまだ自然豊かで四季を通して子どもたちは外で遊んでいた。そして遊び道具は自分たちで作っていた。 父さんの小さかったとき (福音館の科学シリーズ) 作者:塩野 米松 福音館書店 Amazon おじ…

あの時代

この本(1988年出版)に登場する「母さん」は、今ではおばあちゃんになっているのだろう。 タイトルの母さんを「おばあちゃん」に替えた改訂版が2019年に刊行された。 ダッコちゃん、フラフープ、七輪、ハタキ、脱脂粉乳、馬跳び、足踏みミシン…記憶の中に確か…

地図を読む

カーナビやスマホの地図アプリでは、自分が何処にいるのか予め画面上に示されていて、目的地まで案内してくれる。 地図を読むことはなくなってしまった。 ぼくらの地図旅行 (福音館の科学シリーズ) 作者:那須 正幹 株式会社 福音館書店 Amazon

学校は楽しい

一家の働き手を担う小学生にとっても学校は大切な場所だ。 何処の国に生まれようと子どもたちに教育を与えるのは、世界中の大人たちの責務である。 外国の小学校 (たくさんのふしぎ傑作集) 作者:斎藤 次郎 福音館書店 Amazon

川の恵み

雨が降らなくても、川があれば作物を作ることができて豊かに暮らすことができる。 アフガニスタン医師でありながら用水路作りに奔走した中村哲氏が思い出された。 ナイル川とエジプト (たくさんのふしぎ傑作集) 福音館書店 Amazon

家族の物語

妹が生まれることは、新しい家族を迎えること。 それは、お父さんの家族、お母さんの家族とも繋がっていることを再確認できる機会である。 今では珍しくない出産シーン(写真)も、当時(1984年刊行)は、子どもの本に載せることは英断だったであろう。 ぼくのい…

30年前の警告

1989年にこの本が出版されてから32年経ったが、地球の危機はより広範囲になり身近に迫ってきている。 いま地球がたいへんだ (地球の健康診断) 作者:石 弘之 草土文化 Amazon

夜の空を眺める

地球は自転しながら太陽の周りを公転して、なおかつ地球の頭は首振り運動をしているとのことである。 これによりポラリスが今後いつまでも北極星であり続けるわけではないらしい。 空のひしゃく 北斗七星 (大型絵本―かがくとなかよし) 作者:E.C. クラップ 岩…

空を眺める

空を見上げて雲の基本形(10種雲形)に添って雲を調べてみよう。 あめはどうしてふるの (絵本のおくりもの) 作者:串田 孫一 金の星社 Amazon

かげと遊ぼう

太陽の影は時間によっても季節によっても異なる。 かげ (かがくのとも傑作集 11) 作者:中川 正文 福音館書店 Amazon

前足と後ろ足

哺乳類の前足と後ろ足はそれぞれ進化していく中で、形と働きが異なっていってヒトの手足になった。 クイズ どうぶつの手と足 (みるずかん・かんじるずかん―金の本) 作者:河合 雅雄 福音館書店 Amazon

バッタがいっぱい

バッタの中で一飛ぶので、「とのさま」バッタと呼ぶのだろうか? 人びとが恐れる「とびバッタ」が現れるののは、自然のたくみのあらわれなのだおうか? バッタのオリンピック (たくさんのふしぎ傑作集) 作者:宮武 頼夫 福音館書店 Amazon

不思議な旅

たくさんのカニが一斉に道路を渡る光景は、ときどきニュースに登場する。 なぜ海の方向を知っているのか、大潮の時期がわかるのか、生殖に対する生き物の底しれぬ力を思う。 あかてがにのたび 作者:吉崎正巳 Amazon

生命力

雑草とひとくくりにしていたが、春の草と夏の草がある。夏の草は背が高くなりあっという間に生い茂る。草取りも追いつかないので根負けしてしまう。 ざっそう (かがくのとも絵本) 作者:甲斐 信枝 福音館書店 Amazon

種はどこへ行くのか

風や水に運ばれる種、人や動物に運ばれる実、自らねじって種を飛ばしたり、種は一箇所に留まらない。 たねのずかん (みるずかん・かんじるずかん) 作者:古矢 一穂 株式会社 福音館書店 Amazon

葉、茎、実、種、根

落花生がどのようにできるのか知らなかった。茎から根のようなものが出てきて地面に入り太ってきてさやができるとのこと(16p)。 たべられるしょくぶつ (かがくのとも絵本) 作者:森谷 憲 福音館書店 Amazon

食物連鎖

人は土に還らないものを生み出してしまった責任を取らなければならない。 くさる (かがくのとも傑作集) 作者:なかの ひろたか 福音館書店 Amazon

ヒントがいっぱい

ナスは皮から焼く(15p)、湯豆腐飲み物ゆで汁に塩を入れる(42p)など知らなかった料理のコツを学ぶことができた。 おいしくつくる料理のひみつ (たべもの教室) 大月書店 Amazon

牛乳の魅力

母乳を飲んでいた私たちにとって、牛乳は身近な栄養源である。 世界では牛乳を使った飲み物があるが、それぞれ違っていて面白い。 牛乳でつくる (たべもの教室) 大月書店 Amazon

お菓子だけではない

カスタードクリームにも小麦粉が使われていることを初めて知ったが、湿布薬や工作で使うのりも小麦粉からできているとのこと。 小麦粉でつくる (たべもの教室) 大月書店 Amazon

作って食べる楽しみ

今はおにぎりは布巾ではなく透明なラップを使うかも… しかし、SDGsの観点からはこの本のように布巾を使うべきだろう。 おいしいものつくろう (てをつかう・くふうする) 作者:小林カツ代;上條滝子 冨山房 Amazon

パンの焼けるいい匂い

パン作りの絵の中に時計が描かれていて、朝の10時10分に作り始めて午後2時50分に焼けたので3時のおやつに間にあった。 それぞれの過程の時間配分もわかる。 ぼくのぱん わたしのぱん (かがくのとも絵本) 作者:神沢 利子 福音館書店 Amazon

おばあちゃんの知恵袋

野草の見分け方、処理方法、料理の仕方は、昔はおばあちゃんから教わったのだろう。 今はネットで簡単に調べられるが、それでいいのだろうか。 よもぎだんご (かがくのとも傑作集 わくわく・にんげん) 作者:さとう わきこ 福音館書店 Amazon

言葉の可能性

オリンピックの開会式で演じられたピクトグラムも言葉の一種だろう。 相手の言葉を知らなくても、相手が人間ならば自分の言いたいことが伝わるはずだ、という意気込み(p27)が、スマホの(翻訳)アプリよりも必要かもしれない。 言葉はひろがる (たくさんのふし…

視点

自分を客観視できると生きるのが楽になるかもしれない。 宇宙から眺めるとちっぽけな点に過ぎない「わたし」の悩みは何処かに飛んで行きそうだ。 わたし (かがくのとも絵本) 作者:谷川 俊太郎 福音館書店 Amazon

草花からカレー粉まで

この本では、身近な材料を染めの材料として使って、どのような色が出るのかがわかる。 同じ材料でも媒染剤によって違う色に染まるのも面白い。 母と子のたのしい草木ぞめ(1) 作者:林 泣童 さ・え・ら書房 Amazon