2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

電動車椅子

この絵本は1989年に出版されているが、電動車椅子で出かける状況は今もそれほど変わっていないかもしれない。 お母さんが駅の階段で電動車椅子を上げてもらえないか呼びかけていたが、それが何であってもごく普通に周囲に助けを求められる社会でありたい。 …

ジェット機とともに

大空に初めて飛び立つときには、経験者の一言が背中を押してくれる。 『こどものとも』397号(1989年4月) とべ! ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集) 作者:小風 さち 株式会社 福音館書店 Amazon

霧の山中

霧に包まれた山の中ではお月さまが迷子になってしまったように感じるのかもしれない。 また不思議な影はおばけのように見えるのかもしれない。 きりのカーニバル こどものとも1995年12月 たむらしげる Amazon

ジャングルのいも

作物を作ることを考えた人びとは、食べ物を求めて移動することがなくなりその地に定住できる。 気候条件が厳しいアマゾンのジャングルでは、それは試行錯誤の連続だったに違いない。 マニの亡き骸があちこち移動して最後に気持ちの良い場所に埋められて、そ…

9つの頭を持つ鳥

勇敢なアジクは自分の命と引き換えにこの鳥を村から遠くへ追いやった。光に弱いこの鳥が近づかないように氷を彫って家の前に置くようになったのは、満洲族にとって氷が身近なものだったのだろう。 こどものとも 1994年 12月号 ゆうかんなアジク [雑誌] Amazon

なぞなぞ

猫たちに連れられて狸の一団となぞなぞ合戦をするはめになったなぞなぞ好きのまなぶ。 一緒になぞなぞを考えてみるが、結構難しい。最後のなぞなぞにはしてやられた。 こどものとも 1995年11月 通巻475号 つきよのかっせん 作者:富安陽子 作 福音館書店 Amaz…

ねことコブタ

友だちのいない猫のヨモトラが生まれたばかりの7匹の子豚の世話をして仲間を作るが、子豚たちの行動は予測不能であいそをつかす。 最後は子豚たちのかわいい声で機嫌がなおったヨモトラ。 まけてたまるか ヨモトラと7ひきのコブタたち (こどものとも) 作者:…

歌い踊るお雛さま

すまし顔で飾られている雛さまが泣いたり笑ったりしていたことを想像するのは楽しい。 『こどものとも』432号(1992年3月) もりのひなまつり (こどものとも傑作集) 作者:こいで やすこ 株式会社 福音館書店 Amazon

呪文

魔法使いの弟子が覚えていなかった魔法を止める呪文は、魔法をかける呪文を逆さに読んだだけだった。 背景にある物が擬人化されていて面白い。 まほうつかいのでし (月刊こどものとも 1992年6月号) 作者:上田真而子 福音館書店 Amazon

もみの木

冬でも緑の枝を広げているもみの木は、ひろこさんと森の友だちたちをつないでくれる存在だ。そしてひろこさんが一番好きな木である。 『こどものとも』408号(1993年3月) もりのてがみ (こどものとも傑作集) 作者:片山 令子 株式会社 福音館書店 Amazon

きのこの不思議

「いのはな」というのはコウタケというキノコで香りと味を備えた人気のキノコだそうだ。 キノコはイラストなどで擬人化されることもあるが、ここでもかわいい男の子として登場した。 『こどものとも』392号(1988年11月) みほといのはなぼうず こどものとも…

かぶと捕りの森

のこぎりクワガタ、みやまクワガタ、あかカブトとかぶともりと言う名の通り多種のかぶと虫が捕れる森は今もあるのだろうか? 喧嘩しては仲直りを繰り返す子どもたちの姿は今も変わらないのであろうか? かぶともり 作者:菊池日出夫 福音館書店 Amazon

オットセイセイ

各ページの文章の最後の言葉が繰り返されていて耳に残り「音頭」のタイトルに相応しい。 おっとせいおんど こどものとも 401号 Amazon

お弁当で撃退

最後のページ(裏表紙)にはかせのリュックの中のお弁当が書かれていた。 まだまだ撃退できそうだ。 なんじゃもんじゃはかせのおべんとう (こどものともコレクション2009) 作者:長 新太 福音館書店 Amazon

月の正体

月の満ち欠けは神秘的な現象で昔話や伝承の中にも登場する。 赤道に近いパプアニューギニアではお月さまがことさら大きく見えるのかもしれない。 月にあいにいったアギサ パプア・ニューギニアの民話 伊藤比呂美ぶん 斎藤隆夫え こどものとも 1996年1 …

動物たちのお出かけ

動物森に住む動物たちは、夏休みの日曜日に電車に乗って海へでかけたようだ。 まんいんでんしゃ (月刊こどものとも 1993年7月号) 作者:わたなべしげお 福音館書店 Amazon

生まれたとき

同じ時刻に生まれた赤ちゃんではなく、同じ時刻に生まれたありとあらゆる生き物に思いを馳せると時空も壮大になる。 そっといいことおしえてあげる こどものとも 1992年4月号 作者:おの りえん 福音館書店 Amazon

カラスの姿

よいちに嘘を重ねるごとに次第に口が尖ってきてカラスの姿に近づいていく。。 カンテケさまによって欲深いカラスになってしまった。 よいちとトンビ こどものとも 393号 作者:田島征三 福音館書店 Amazon

赤ちゃん

赤ちゃんを抱いてホットケーキを作っているお母さんに「小さいとき何だったと思う?」と聞くひなこ。 赤ちゃんが羨ましかったのかもしれないが、この質問をくり返して行くことで、「もう赤ちゃんじゃない」と言えるようになった。 ちいさいときはなんだった?…

ウクライナのかも

『鶴の恩がえし』のウクライナ版のような話である。 娘がかもの群れに戻るには多くの羽根が必要だった。頭を働かせて羽を集めて群れと一緒に飛んで行った。 かものむすめ こどものとも10 作者:松谷さやか訳 オリガ・ヤクトゥーヴィチ絵 ウクライナ民話 福…

ばけものたち

ばけものたちはへいたろうを怖がらせようとしているようだが、どこか面白くてユニークである。 ばけものがいなくなってへいたろうが寂しがっているのもわかる気がする。 ぼくはへいたろう こどものとも Amazon

不思議な歌

子どものころに口ずさんで遊んでいたが、歌詞の意味は不明だった。ここでは、3匹のかっぱが主人公で話が進んでいく。 歌詞の意味を吹き飛ばしてしまうほど絵のインパクトが強い。 ずいずいずっころばし せがわ やすお こどものとも 1995年2月 作者:せが…

たこの特技

墨を吐く、足が再び生えてくるといったことの他にもたこには特技があったのだ。 回りの状況に合わせて体の色を変えられるなんて全く知らなかった。 『こどものとも』1995年7月号(472号) たこなんかじゃないよ (こどものとも傑作集) 作者:秋野 和子 福音館…

自転車

いのっぺちゃんと一緒に自転車に乗るときのルールが学べる。 単純な線で描かれたクレパスの絵が魅力的である。 ぶつかる! ぶつかる! こどものとも 1995年6月号 作者:わたなべ しげお さく / かとう ちゃこ え 福音館書店 Amazon

虫たちのホテル

無数のホタルの灯りがともされたほたるホテル。ここに泊まることができるのは虫たちだけだ。 気難しそうなカマキリおばあさんのアイディアで危機を乗り越えることができた。 『こどものとも』1995年8月号(473号) ほたるホテル―やなぎむらのおはなし (こども…

虫たちの生活

虫たちのまるで人間のような日常生活がのぞける。私には名前を聞いてもわからない虫たちも登場するが、かわいいイラストを見て覚えられる。 ちいさなにわのちいさなむしたち こどものとも Amazon

不思議な絵とお話

神話のような創世記のような物語で、内容も絵もシュールで違和感があったが妙に惹きつけられた。 アメリカ北インディアンの神話とのこと。 『こどものとも』1991年8月号(425号) カガカガ―ふしぎなことがいっぱいのとおいむかしのものがたり (こどものとも世…

お寺のてっちゃん

最後のほうに地図が描かれてたので、てっちゃんが誕生日を伝えに言った道順がわかった。 最初のページで法衣姿の人はてっちゃんのお父さんだろう。 てっちゃんのたんじょうび (月刊こどものとも 1994年6月号) 作者:村上ひさ子 福音館書店 Amazon

おいしいものがいっぱい

ばばばあちゃんの食べっぷりが素晴らしい。 『こどものとも』1995年4月号(469号) あひるのたまご―ばばばあちゃんのおはなし (こどものとも傑作集) 作者:さとう わきこ 株式会社 福音館書店 Amazon

くりかえし模様

動物や植物はそれ自体がデザインとして存在しているようだ。不思議でもあり奇跡でもある。 月刊かがくのとも 1992年11月号 くりかえし しぜんのなかのかたち 作者:よつもとあきら 福音館書店 Amazon