2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

柵を越えて

野生の動物たちは自ら餌を求めて自由に移動する。動物園では飼育員から餌は与えられるが柵の外には出られない。大雪で柵が埋って外に出られたアザラシたちは最高の気分だっただろう。 雪の上のなぞのあしあと (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 作者:あべ…

豆知識

カメの餌は生肉か生魚、ペリカンの口ばしの袋にはイワシが30匹入るなど、思わず誰かに話したくなる知識が詰まっている。 月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻296号 カメはおうちをしょっている どうぶつえんガイド Amazon

羊飼いのセーター

お父さんは羊を飼い、刈った羊の毛を毛糸にして、何と自分でセーターを編んでしまった。羊飼いにして元祖編み物男子でもある。羊の毛からどのように毛糸を作るか初めて知った。 おとうさんは ひつじかい 月刊かがくのとも 272号 作者:白根美代子 福音館書店 …

米作り(田植え)

30年ほど前は、週末田植えを手伝うために実家に帰るという話を職場で聞いたことがある。今は、家の裏の田んぼでは大型農機具を使って一人で田植えを行っている。親せき隣近所の手助けも必要としなくなった。田植えの風景も変わってしまった。 『かがくのとも…

みんなで食べる

親せき以外の人たちと家族で一緒に食卓を囲む経験をしてこなかった。地域の中で一緒に食事の準備をして一緒に食べて一緒に片付ける。人間関係の煩わしさゆえこうしたことを避けてきたが、これでよかったのか? 『かがくのとも』294号(1993年9月) 『あきのか…

お豆の力

この絵本のように、大豆を作る過程で偶然人は豆もやし、枝豆を食べてしまったのかもしれない。一種類の種でそれぞれ食感も異なる野菜を食べられるなんて幸せだ。 だいず えだまめ まめもやし (かがくのとも特製版) 作者:こうや すすむ 福音館書店 Amazon 『…

これぞ生活科?

布団干しの手伝いから始まり綿の木を育てて綿を収穫して、脱脂綿や糸、布等の身近にある綿製品見つけ出す。昔は家庭の中で教育とは意識せずに行われていたのだろう。 かがくのとも1988年11月号「わた」 作者:宮川桃子 福音館書店 Amazon

森を守る植物

庭の草取りで一番やっかいなのはあらゆる物に巻き付くつるが伸びた草だった。しかし、くずのようなつる植物が森を守っているとのこと。最初にくずの根からくず粉を取り出した人はすごい人だ。 くず―つるしょくぶつのひみつ (かがくのとも特製版) 作者:菅原 …

山の上の学校

本文の中に「やまのうえのしょうがっこうにかようこどもたち」とあったので、この小学校についてネットで調べてみた。 この小学校は既に募集を停止しているが、中高も併設されていて、東京にある系列の疎開校として生まれたとホームページに記されていた。 …

虹の向こうに

公園の噴水では太陽を背にして自分の影の側に虹が見える。水しぶきに日の光が当たると虹ができる。雨上がりの空に架かる虹だけでなく、どの虹もずっと見ていたい。 にじ (かがくのとも絵本) 作者:さくらい じゅんじ 福音館書店 Amazon 『かがくのとも』283号…

星の名前

子どもたちにとってはひしゃくよりはスプーンのほうがイメージしやすい。カシオペア座よりもおっぱいぼしのほうが親しみやすい。 これで夜空の星に興味を持って眺めてもらいたい。 スプーンぼし(ほくとしちせい)とおっぱいぼし(カシオペア座) (かがくのとも…

くるくるくるくる

厚紙でコマを作ったことはあるが人参やサツマイモ、五円玉のコマは思いつかなかった。回せる物は色の変化も楽しめる。 月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻262号 まわれ まわれ つくってあそぼう Amazon

枯れ草の表情

冬の野原の枯れ草をじっくり見たことがなかった。枯れ草といえども色も形も異なる。よく見るとそれぞれ花を咲かせていたときとは別の味わいがある。 月刊かがくのとも 1989年 12月号 ふゆの のはらで かれくさつみ 作者:あきやま じゅんこ 福音館書店 Amazon

つゆ草の名前

つゆ草には人の思いを駆り立てる何かがあるのだろうか。ほたる草、ぼうし花、更に花の色からも青花、えのぐ花など多くの名前がついたとのこと。見つけたら私は何を思うだろうか。 つゆくさ (かがくのとも特製版) 作者:矢間 芳子 福音館書店 Amazon 『かがく…

菜っ葉の菜の花

菜の花の葉の形や茎の色にまでは目がいかなかった。それぞれの形や色の違いには気がつかなかった。葉っぱを食べる野菜「菜っ葉」の花はとても似ていて、それが菜の花だ。 なのはな みつけた (かがくのとも絵本) 作者:ごんもり なつこ 福音館書店 Amazon 『か…