2023-01-01から1年間の記事一覧

オーストラリアのネコの子育て

母さんネコが子育てをしていてオスネコは何も手伝わない。巣作りから餌を得るための狩り、キツネなどから子ネコを守ることまで母さんネコの役割だが、ここでは自由に楽しそうに暮らしている。 月刊 たくさんのふしぎ 大草原のノネコ母さん 1996年 01月号(第…

水中撮影からカモを知る

カモたちの水中の行動を写真に撮りたいという思いから3年間試行錯誤を重ねて成功した著者。カルガモ親子の散歩しか知らなかったが、カモの世界も奥深い。 月刊 たくさんのふしぎ 水中さつえい大作戦 1995年 11月号(第128号) [雑誌] 絵本の家 Amazon

地球の姿

宇宙人キッピスの言葉は、地球に住む私たちの行動をあぶり出してくれる。かけがえのない星に住んでいることを思い出させてくれる。 月刊 たくさんのふしぎ 1994年6月号 キッピスの訪ねた地球 (たくさんのふしぎ) 作者:新宮晋 福音館書店 Amazon

虫たちの生き方

虫こぶというのを初めて知った。今までに見たこともなかったが気づかなかっただけのかもしれない。卵から幼虫になり蛹から羽化して成虫になるという過程は同じでも実に様々な方法がある。 虫こぶはひみつのかくれが? (たくさんのふしぎ傑作集) 作者:湯川 淳…

小麦からパンへ

戦後学校給食で主食として提供されたことからパンは身近な食べ物だ。世界中でパンが食べられているが、それぞれの地域で工夫を重ねてきた歴史がある。 月刊 たくさんのふしぎ 小麦ふくらんでパン 1992年 11月号(第92号) [雑誌] 絵本の家 Amazon

進化する自動車

1769年パリの町を世界最初の蒸気の力で自動車が走った。日本最初の国産蒸気乗合自動車は岡山の町を走った。蒸気はやがてガソリンに、そして今では電気や水素に替わろうとしている。この本では最後に太陽エネルギーで走る車が紹介されている。 日本の自動車の…

河(かわ)の童(わらし)

川の流れが淀んだ所に住んで大人の河童でも背丈は4、5才の男の子ぐらいだったことからそう呼ばれたらしい。頭に皿をのせたその姿と行動は恐ろしい妖怪というよりはトリックスターだったようだ。 月刊 たくさんのふしぎ 河童よ、出てこい 1992年6月号(第87…

三者三様のリーダーたち

南極を目指した3人の冒険家たち、スコット、アムンセン、シャクルトンの中でアムンセンだけが目的地に達したが、他の2人の偉業もそれに劣るものではない。 月刊 たくさんのふしぎ 南極のスコット大佐とシャクルトン 1994年 02月号(第107号) [雑誌] 絵本の家…

子どもと時代

80代から20代まで各年代の7人の10才のときの話。私は本の順番とは逆に20代の人の話から読み始めた。自分の10才のときの記憶をたぐり寄せるために時代を遡った。そして子どもの頃のいくつかのエピソードを積み上げていった。 10才のとき (月刊たくさんのふし…

ネコのイメージ

単独で行動するネコの社会にもルールがある。なるべく他の猫と出会わないようにする。予定道を頑固に変えずにのんびりと道が空くのを待つ。他にもネコ社会のルールが述べられていたが、「さもありなん」と納得した。 月刊 たくさんのふしぎ ノラネコの研究 1…

名前の由来

アリジゴクには各地域で色々な名前が付けられている。それはアリジゴクを遊び相手とした子どもたちが付けたものだった。(38p) 人との関わりが多い生き物はそれだけ別名が多いということだろうか。 月刊 たくさんのふしぎ アリジゴク百の名前 1991年 09月号…

あれこれピンチ

必ずしもピンチへの対応策が描かれているわけではない。こういうこともあるだろうなと事前に知っておくと慌てないかもしれない。 大ピンチずかん 作者:鈴木のりたけ 小学館 Amazon

算数の中の遊び

算数には苦手意識があったが面白く一気に読めた。 「3×3=1+2+3+2+1」で小石を並べた説明では「目から鱗」だった。小学生のときに読んでいたら算数への意識が変わっていただろうか。 月刊 たくさんのふしぎ ぼくの算数絵日記 タイガー立石 1995年 01月号(第1…

いろいろな顔

ピカソの顔の絵は、「見る場所、つまり視点が一枚の絵の中にいくつもある」(p25)とのこと。 顔は、それを書く人の思想を表現するのに適しているのかもしれない。 月刊 たくさんのふしぎ 顔の美術館 タイガー立石 1994年 01月号(第106号) [雑誌] moviesto…

水の役割

生きていくのに必要な水ではあるが、水がどのような働きをするのか考えたことはなかった。養分を運ぶだけではなく養分にもなる。実に働き者の水たちだ。 ニレの中をはじめて旅した水の話 (たくさんのふしぎ傑作集) 作者:越智 典子 福音館書店 Amazon 『たく…

バックヤードへの招待

劇場のメインは舞台で芝居のメインは役者さんたちだが、目に見えない場所で表に出てこない人たちが一つの作品を創り上げている。 月刊 たくさんのふしぎ 劇団ふしぎ座まもなく開幕 1991年 02月号(第71号) [雑誌] moviestock2 Amazon

確率と運

確率についてわかりやすく根気よく説明してくれている。2回に1回のほうが6回に1回よりも起こりやすいことはわかっていても、最後は「運」次第と思いがちなのだが。 『たくさんのふしぎ』93号(1992年12月) 『フレ!フレ!100まんべん』野崎昭弘/文 タイガー立…

地球の未来

かぼちゃ人は、かぼちゃ島のめぐみをたいせつに使って、貧しく、楽しくくらすことにしたのである。かぼちゃ島はよみがえったのである。(p16−17) こうした決断ができない私たちの未来はどうなるのだろうか。 月刊 たくさんのふしぎ かぼちゃ人類学入門 1991年…

雪と格闘

年に数回しか雪が降らないので、用途別に除雪車があることをこの本で初めて知った。厳しい雪国の生活を支えてくれている無くてはならない存在だ。 じょせつしゃ 作者:みねむら かつこ さく Amazon 『かがくのとも』321号(1995年12月)

生き物を飼うこと

この絵本に登場する生き物の中では金魚しか飼ったことがない。水槽の水を定期的に入れ替えるだけでも大変だった。夜店で買った金魚だったが不用意に死なせたくなかった。生き物を飼うことは命と向き合うことでもある。 ぼくのわたしのすいぞくかん 月刊かが…

製氷皿

今は自動製氷機付きの冷蔵庫なので製氷皿を使うことはない。製氷皿にジュースを入れて凍らせたことを思い出した。ジュースだけでなくお菓子や花を入れて凍らせればもっと楽しかっただろう。今は便利にはなったが楽しさの広がりがなくなった。 ばばばあちゃん…

いろいろな音

ざるの中に小豆を入れて転がすと波の音がするのは知っていた。身近な物でいろいろな音を作ることができるようだ。先ずは音に意識を向けてみようと思った。 かがくのとも 1995年 02月号 おとをつくろう [雑誌] 福音館書店 Amazon

スキンシップ

ここ3年ほどのコロナ禍で保育士の先生たちには多くの葛藤があっただろう。疫学上の専門用語である濃厚接触者という言葉が日常用語になってしまった。スキンシップは子育てには欠かせないものだ。 さわってごらんひとのからだ (かがくのとも特製版) 作者:山本…

砂糖の素

さとうきびの茎に甘い汁が溜まっていることしか知らなかった。ススキのような花が咲くこと、茎の節に付いている芽を上にして土を被せて植え付けることをこの絵本で知った。 月刊かがくのとも 1990年 01月号 さとうきび 作者:石垣 博孝さく 福音館書店 Amazon

いちょう並木

晩秋に神宮外苑のいちょう並木を歩いたとき、黄色い絨毯のような落ち葉に驚いたことがある。銀杏の実もあちこちに落ちていた。初めてみた風景で今でも鮮明に覚えている。 がいろじゅ―いちょうのきのいちねん (かがくのとも特製版) 作者:菅原 久夫 福音館書店…

ありのごちそう

ありのごちそうだというすみれの種に付いている白いかたまりとは何だろう?これを目当てに種を運ぶありのお陰ですみれの種も運ばれていろいろな所で芽を出す。すみれとあり、不思議な関係だ。 すみれとあり (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 作者:矢間 …

判るようで判らない

最初は順調に見つけられたが、後半になると本を遠くに持っても回しても隠れているものを見つけられなかった。最後に答え合わせをして漸く見つけられた気がしたが、自身はない。 『かがくのとも』251号(1990年2月) 『ようこそかくれんばの国へ』 油谷勝海(ゆ…

頭に地図を描く

一度目は深く考えずにと読んでいたので頭が混乱したが、次は前のページに戻って確認しながら読み終えた。何とか地図を描くことができた。 おっかなどうぶつえんのちず (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) 作者:西内 久典 福音館書店 Amazon 『かがくのと…

初めての狩り

遂に親が教えてくれた通りにやったのに妹きつねとぶつかりそうになってネズミを逃してしまった。獲物のどこを狙うか定めて音もなくギリギリまで近づくだけでなく、周りに自分より強い生き物がいないか確かめる。狩りとは容易くはないものだ。 かがくのとも 1…

備えなければ憂いなし

リスは冬眠しないと思っていたがシマリスは冬眠することをこの本で知った。それにしても働き者だ。冬眠に備えて巣穴を作りどんぐりを運び込む。巣穴以外にもあちこちにどんぐりを隠しておく。こうして準備しておけば冬の間安心して寝て過ごせるのだ。 きたの…