私たちが知る七夕の話は、中国での言い伝えが源になっているのであろう。
私が一番驚いたのは、織姫と彦星(牛飼い)に二人の子どもがいたことである。
中国でのお話が日本に伝えられて日本風にアレンジされている。
ここでは二人の子どもは母親(織姫)に連れられて天に帰って行った。また牛飼いの牛は中国の話では重要な役割を担ったが、日本ではほとんど登場しない。
織姫、彦星は出てこない。毎年8月8日(新暦7月7日)、役目を終えた村人たちの船が天に登って天の川を鳥のような速さで渡って行くというお話。