汽車に乗る

いつも汽車に手をふる男の子は、車のついた椅子に座っている歩けない男の子。家庭の事情で病院で診てもらうことができない。

レールの破れ目に気づいて事故を防いだお礼で病院に入れることになった彼は初めて汽車に乗ることができた。

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」(復刻版)』第19号(1957年10月)

『きしゃはずんずんやってくる』瀬田貞二/作 寺島竜一/画 福音館書店