誰かのために

一人ぼっちになったヒルダは育ててくれた家族のために松かさを拾いに森へ出かけた。小人のおじいさんはヒルダの優しい心に感心して銀の松かさをご褒美をくれた。ヒルダたちはそれを町中に配った。幸せを皆で分かち合うところにサンタクロースはやってきた。

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」(復刻版)』第21号(1957年12月)