こま回し

いたずらでお寺の仕事はそっちのけで暇さえあればこま回しばかりしていたから、一ちょうさんは天狗にさらわれたのか?

しかし、天狗たちから逃れることができたのは得意のこま回しだったから芸は身を助けるなのか?

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」(復刻版)』27号(1958年6月)

『てんぐのこま』岸なみ/編 山中春雄/画 福音館書店