油断大敵

狐はおだんごぱんの歌をほめて鼻の上で歌わせた。いきなり舌の上に乗せるのではなくワンクッション置いたのだ。歌をほめられて油断したおだんごぱんは、まんまと狐の計略に引っかかってしまった。

 

 

こどものとも 「母の友」絵本(復刻版)』第47号(1960年2月)