柵を越えて

野生の動物たちは自ら餌を求めて自由に移動する。動物園では飼育員から餌は与えられるが柵の外には出られない。大雪で柵が埋って外に出られたアザラシたちは最高の気分だっただろう。

 

『かがくのとも』240号(1989年3月)

タイトル→『雪の上のどうぶつえん ―なぞのあしあとのまき―』