2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ハッピーエンド

陸に上がった年老いた船長がモーラばあさんに一緒に暮らそうとプロポーズしてババ=モーラがOKするところで話が終わった。 人生経験豊富な二人の話は奥深く考えさせられる。 モーラばあさんの超能力 (子どもの本) 作者:アイノ ペルビク 大日本図書 Amazon

女の子、男の子から先へ

この本の初版は今から30年前、性別で物事を決める理不尽だとする考えが広がり始めていた。 今はもっと進んでジェンダーフリーの時代だが、相変わらず「男」にこだわり続ける物事がある。 女の子はサンタクロースになれないの? 作者:エルフィー ドネリー 国土…

番ねずみって?

家の番をするねずみだから番犬ならぬ番ねずみとは。大きな声を出すやかましやのヤカちゃんからどろぼうを大声で追い払って番ねずみとなったヤカちゃんは、家の主のドドさんたちに大事にされて暮らした。 番ねずみのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ) 作者:…

プーさんって…

風船に乗ってでハチミツを取ろうとしたが、ハチの種類が違っていたので風船から降りたプーさん。みつの種類が違うと言うが… プーさんがぬいぐるみだったことを初めて知った。 プーのはちみつとり (クマのプーさんえほん 1) 作者:A.A.ミルン 岩波書店 Amazon

王さまとは?

王さまは神さまであるお父さまの前では世界中の子どもたちの一番上のお兄さまであるからみんなを幸せにしなくてはならない。 キリスト教における王の立場がよくわかった。 ねずみとおうさま (岩波の子どもの本) 作者:コロマ神父 岩波書店 Amazon

しらゆきひめのお話

絵本というより読み聞かせに向いている本である。レイアウトを佐々木マキ氏が担当している。さし絵のような絵が効果的である。 この本ではよく知られている結末になっている。 しらゆきひめと七人の小人たち (世界傑作童話シリーズ) 作者:ワンダ・ガアグ 福…

不思議なこそあどの森

この森、その森、あの森、どの森でもないこそあどの森で起こった不思議な話。 ポットさんの妻のトマトさんは何故年に一度夏至の夜(3日間)にトメイトウという魔女になるのだろうか?無意識に1年間の生活をリセットしているのかもしれない。 まよなかの魔女の…

ふるいいいつたえ

3匹のいわなを一人で食べたら龍になる。貧しい村で助け合って生きていくための言い伝えだったのだろう。そうした言い伝えが必要で無くなる豊かな村を龍の子太郎と龍になった母が造ろうとした。 龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ) 作者:松谷 みよ子 …