2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

もう1つの世界

確かに別世界だ。蜂のトゲ、クモの体も顕微鏡を通して見ると全く違ったものに見える。同じものは一つもない。何かしら図案のようにも見える。不思議な世界に見入ってしまった。 月刊たくさんのふしぎ 1991年12月号 ミクロの世界 作者:田中敬一 福音館書店 Am…

有っても無くても

壁は外からの侵入を防ぐ役目があるが、中の人びとを閉じ込めてしまうこともある。心の壁も時には自分を守るために必要だ。 ベルリンの壁は壊されたが、ガザ地区の壁が新たに造られた。ゲットーの壁の悲しみを知る国によって。 月刊たくさんのふしぎ 1994年09…

栄養の宝庫

人間だけが他の動物のミルクを飲む。母親が子どもに飲ませているのだから栄養価が高いことを知っていたのだろうか。ミルクからヨーグルト、バター、チーズを生み出したのは確かにミラクルだ。 月刊 たくさんのふしぎ みらくるミルク 1996年 02月号(第131号…

遠くても近くても

「となりの国」のベラウ(旧パラオ)、ロシア、韓国、チリ、中国、アメリアの子どもたちへのインタビュー、町の写真と彼らが描いた絵から成っている。ベラウ、ロシア、韓国、中国には今なお戦争(日本軍)の傷跡が残っている。「となりの国」だから攻め入っ…

牧畜民の暮らし

日本の動物園で見かけるアルパカは、ペルーのアンデス山脈に住む人びとにとっては生活の糧である。30年以上前とはいえ、日本の私たちとはあまりにも異なる牧畜民の生活である。絵や写真のおかげで思わず引き込まれてしまった。 月刊 たくさんのふしぎ アンデ…

大空への挑戦

鳥のように大空を飛びたいいう思いが時代とともに人びとに引き継がれてきた。そして、それが今では空のはるか上の宇宙にまで広がっている。 月刊 たくさんのふしぎ 太平洋横断ぼうけん飛行 1994年 07月号(第112号) [雑誌] 絵本の家 Amazon

海の生き物たち

海底の岩に生えている花や草のような生き物は動物だということに考えが及ばなかった。小さな生き物たちは知恵を絞って工夫して生きていた。 月刊 たくさんのふしぎ 海は大きな玉手箱 1993年 08月号(第101号) [雑誌] moviestock2 Amazon