子どもの疑問

クラスのみんなは、「実はサンタさんは…」と言っているのだろう。あれこれ聞いて納得して眠りについたのだろうか。

サンタクロースは子どもを喜ばせるのが楽しみで、子どもが幸せなときはみんなが幸せ…おとうさんのこの言葉に納得しただろう。

 

 

サンタクロースの村

子どもたちへのプレゼントは、サンタクロースと一緒に暮らす小人たちの手作りだった。

そして、小人たちの力を借りて世界中の子どもたちにプレゼントを渡していた。

 

 

トナカイのお礼

確かにゾウやカンガルー、イノシシがサンタクロースのソリを引くのは似合わない。

ハスキー犬は南極でそりを引くイメージがあるが、大空を駆け抜けるのであれば、やはりトナカイが一番だ。

 

となかいはなぜサンタのそりをひく? (大型絵本)

となかいはなぜサンタのそりをひく? (大型絵本)

 

 

守護天使

最後のページにある江國香織さんの解説で、この絵本の天使は特定の誰かを守る個人的な天使であることがわかった。

家の隣にある木の幹に住んでいるので、何でもお見通しなのだろう。

 

天使のクリスマス

天使のクリスマス

 

 

パソコンを使うサンタさん

この絵本の出版は1986年、発行所は日本ソフトバンク。当時は、パソコン通信は最先端の技術でファクシミリも通信に欠かせない技術だったのだろう。

今だったら、ツイッターやインスタグラムを使って情報交換するサンタさんが現れるかもしれない。

 

『サンタぼしからのおくりもの』 山田晴久/作・絵 日本ソフトバンク 1986