御殿の最後

キツツキがくちばしで掘った木の穴(ごてん)は、次々とその住人が追い出された。年月を経て古い木は朽ちていき、みつばちを追い出したくまが頭を穴に突っ込んだら木はたちまちバラバラに砕けてしまった。

次はどの動物が穴を狙っているのだろうかと想像しながら読んだ。