2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

知恵と勇気

長者の娘の頬に自分の麦こがしを塗りつけて「食べられた」と嘘を言って泣きたてるのが知恵なのか? 他にも抜け目のなさが目立つが、この利口者は長者のはなこを嫁さまに射止めた。 解説によると一寸法師の系列に属するとのこと。 こどものとも復刻版Aセット〈…

誰かのために

一人ぼっちになったヒルダは育ててくれた家族のために松かさを拾いに森へ出かけた。小人のおじいさんはヒルダの優しい心に感心して銀の松かさをご褒美をくれた。ヒルダたちはそれを町中に配った。幸せを皆で分かち合うところにサンタクロースはやってきた。 …

のねずみの後悔

栗を独り占めしようとして結局イノシシに取られてしまったのねずみ。りすとうさぎは助け合って栗を家まで運ぶことができた。 りすやうさぎの表情や動きが豊かに描かれているが、のねずみの後悔にも感情移入できる。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50号…

汽車に乗る

いつも汽車に手をふる男の子は、車のついた椅子に座っている歩けない男の子。家庭の事情で病院で診てもらうことができない。 レールの破れ目に気づいて事故を防いだお礼で病院に入れることになった彼は初めて汽車に乗ることができた。 こどものとも復刻版Aセ…

汽車ポッポに乗って

知恵を働かせてオオカミとワシから同時に逃げることができたうさぎのがらんぼーごろんぼーげろんぼ。かえるのけろろと一緒に汽車に乗ってお山へ帰れは寂しくなくなるだろう。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50号〉 作者:M・フラック,アンデルセン,いぬ…

虫とり

虫についての知識がないので、虫の名前と絵に見入ってしまった。オニヤンマとギンヤンマの違いは絵ではわかったが、私には実際に見分けられないように思う。子ども時代に好奇心を持って虫とりをした経験がないからだ。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50…

みんなの力

幼稚園に入るとみんなで遊んだり片付けたり動物の世話をするようになる。ひとりで遊ぶよりもみんなでするほうが遊びが広がる。そして、家でもお母さんを手伝うと早くすむことがわかったようだ。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50号〉 作者:M・フラック,…

おにの物語

友だちのところへ遊びに行くような気持ちで鬼の城へ出かけたベニロイヤル。鬼におじぎをして笑うと鬼もつられて笑った。ベニロイヤルが城を見せてもらっていると、鬼の姿は消えて鬼のお面に羊の毛皮をかけようとしている男の子がいた。二人が仲良く遊んでい…

春を持っていく鳥

オーストラリアから日本を目指して飛んでいく渡り鳥のつばめ。途中嵐に出会うも無事に日本に着いて新しい家族が生まれる。一年中飛行機の爆音が響く沖縄にいる琉球つばめの言葉が重い。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50号〉 作者:M・フラック,アンデル…

幼稚園までの道

幼稚園に入るいちろうさんを心配しておもちゃのくまがお供についていくことになった。幼稚園までの道すがらも幼稚園にも春の息吹が満ちあふれていた。 こどものとも復刻版Aセット〈創刊号~50号〉 作者:M・フラック,アンデルセン,いぬい とみこ,グリム,クレメ…