ネコのイメージ

単独で行動するネコの社会にもルールがある。なるべく他の猫と出会わないようにする。予定道を頑固に変えずにのんびりと道が空くのを待つ。他にもネコ社会のルールが述べられていたが、「さもありなん」と納得した。 月刊 たくさんのふしぎ ノラネコの研究 1…

名前の由来

アリジゴクには各地域で色々な名前が付けられている。それはアリジゴクを遊び相手とした子どもたちが付けたものだった。(38p) 人との関わりが多い生き物はそれだけ別名が多いということだろうか。 月刊 たくさんのふしぎ アリジゴク百の名前 1991年 09月号…

あれこれピンチ

必ずしもピンチへの対応策が描かれているわけではない。こういうこともあるだろうなと事前に知っておくと慌てないかもしれない。 大ピンチずかん 作者:鈴木のりたけ 小学館 Amazon

算数の中の遊び

算数には苦手意識があったが面白く一気に読めた。 「3×3=1+2+3+2+1」で小石を並べた説明では「目から鱗」だった。小学生のときに読んでいたら算数への意識が変わっていただろうか。 月刊 たくさんのふしぎ ぼくの算数絵日記 タイガー立石 1995年 01月号(第1…

いろいろな顔

ピカソの顔の絵は、「見る場所、つまり視点が一枚の絵の中にいくつもある」(p25)とのこと。 顔は、それを書く人の思想を表現するのに適しているのかもしれない。 月刊 たくさんのふしぎ 顔の美術館 タイガー立石 1994年 01月号(第106号) [雑誌] moviesto…

水の役割

生きていくのに必要な水ではあるが、水がどのような働きをするのか考えたことはなかった。養分を運ぶだけではなく養分にもなる。実に働き者の水たちだ。 ニレの中をはじめて旅した水の話 (たくさんのふしぎ傑作集) 作者:越智 典子 福音館書店 Amazon 『たく…

バックヤードへの招待

劇場のメインは舞台で芝居のメインは役者さんたちだが、目に見えない場所で表に出てこない人たちが一つの作品を創り上げている。 月刊 たくさんのふしぎ 劇団ふしぎ座まもなく開幕 1991年 02月号(第71号) [雑誌] moviestock2 Amazon

確率と運

確率についてわかりやすく根気よく説明してくれている。2回に1回のほうが6回に1回よりも起こりやすいことはわかっていても、最後は「運」次第と思いがちなのだが。 『たくさんのふしぎ』93号(1992年12月) 『フレ!フレ!100まんべん』野崎昭弘/文 タイガー立…

地球の未来

かぼちゃ人は、かぼちゃ島のめぐみをたいせつに使って、貧しく、楽しくくらすことにしたのである。かぼちゃ島はよみがえったのである。(p16−17) こうした決断ができない私たちの未来はどうなるのだろうか。 月刊 たくさんのふしぎ かぼちゃ人類学入門 1991年…

雪と格闘

年に数回しか雪が降らないので、用途別に除雪車があることをこの本で初めて知った。厳しい雪国の生活を支えてくれている無くてはならない存在だ。 じょせつしゃ 作者:みねむら かつこ さく Amazon 『かがくのとも』321号(1995年12月)

生き物を飼うこと

この絵本に登場する生き物の中では金魚しか飼ったことがない。水槽の水を定期的に入れ替えるだけでも大変だった。夜店で買った金魚だったが不用意に死なせたくなかった。生き物を飼うことは命と向き合うことでもある。 ぼくのわたしのすいぞくかん 月刊かが…

製氷皿

今は自動製氷機付きの冷蔵庫なので製氷皿を使うことはない。製氷皿にジュースを入れて凍らせたことを思い出した。ジュースだけでなくお菓子や花を入れて凍らせればもっと楽しかっただろう。今は便利にはなったが楽しさの広がりがなくなった。 ばばばあちゃん…

いろいろな音

ざるの中に小豆を入れて転がすと波の音がするのは知っていた。身近な物でいろいろな音を作ることができるようだ。先ずは音に意識を向けてみようと思った。 かがくのとも 1995年 02月号 おとをつくろう [雑誌] 福音館書店 Amazon

スキンシップ

ここ3年ほどのコロナ禍で保育士の先生たちには多くの葛藤があっただろう。疫学上の専門用語である濃厚接触者という言葉が日常用語になってしまった。スキンシップは子育てには欠かせないものだ。 さわってごらんひとのからだ (かがくのとも特製版) 作者:山本…

砂糖の素

さとうきびの茎に甘い汁が溜まっていることしか知らなかった。ススキのような花が咲くこと、茎の節に付いている芽を上にして土を被せて植え付けることをこの絵本で知った。 月刊かがくのとも 1990年 01月号 さとうきび 作者:石垣 博孝さく 福音館書店 Amazon

いちょう並木

晩秋に神宮外苑のいちょう並木を歩いたとき、黄色い絨毯のような落ち葉に驚いたことがある。銀杏の実もあちこちに落ちていた。初めてみた風景で今でも鮮明に覚えている。 がいろじゅ―いちょうのきのいちねん (かがくのとも特製版) 作者:菅原 久夫 福音館書店…

ありのごちそう

ありのごちそうだというすみれの種に付いている白いかたまりとは何だろう?これを目当てに種を運ぶありのお陰ですみれの種も運ばれていろいろな所で芽を出す。すみれとあり、不思議な関係だ。 すみれとあり (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん) 作者:矢間 …

判るようで判らない

最初は順調に見つけられたが、後半になると本を遠くに持っても回しても隠れているものを見つけられなかった。最後に答え合わせをして漸く見つけられた気がしたが、自身はない。 『かがくのとも』251号(1990年2月) 『ようこそかくれんばの国へ』 油谷勝海(ゆ…

頭に地図を描く

一度目は深く考えずにと読んでいたので頭が混乱したが、次は前のページに戻って確認しながら読み終えた。何とか地図を描くことができた。 おっかなどうぶつえんのちず (かがくのとも傑作集 わくわくにんげん) 作者:西内 久典 福音館書店 Amazon 『かがくのと…

初めての狩り

遂に親が教えてくれた通りにやったのに妹きつねとぶつかりそうになってネズミを逃してしまった。獲物のどこを狙うか定めて音もなくギリギリまで近づくだけでなく、周りに自分より強い生き物がいないか確かめる。狩りとは容易くはないものだ。 かがくのとも 1…

備えなければ憂いなし

リスは冬眠しないと思っていたがシマリスは冬眠することをこの本で知った。それにしても働き者だ。冬眠に備えて巣穴を作りどんぐりを運び込む。巣穴以外にもあちこちにどんぐりを隠しておく。こうして準備しておけば冬の間安心して寝て過ごせるのだ。 きたの…

虫めがねで見る森の世界

『あそぼうよ! もりのなかで』と同じネイチャーゲームの絵本。虫めがねを使えば草むらも森のように壮大な世界が広がっていた。 ミクロのたんけん ネイチャーゲームのえほん 月刊かがくのとも 1994/11 作者:降旗信一 福音館書店 Amazon

アメ玉の匂い

あめんぼとヤゴ(トンボの幼虫)の区別もつかなかった私だが、名前の由来(飴棒)を知って驚いた。田んぼで見つけたらよく見てみよう。 月刊 かがくのとも 通巻280号 あめんぼ 作者:古谷昭憲,立川周二 福音館書店 Amazon

循環型社会

昔は人糞は畑の肥料として使われてきたが、動物たちの糞もこうして利用されている。自然界には無駄なものなどないのだ。現代の私たちは何を生み出そうとしているのか。 月刊かがくのとも 1991年06月号 ふんをたべるむし ふんちゅう 作者:吉谷昭憲 さく 福音…

手品の種 続き

工作だけでなく、機転を利かせたものもあってすぐにできそうだ。さかさま絵は見ていて楽しい。 『かがくのとも』319号(1995年10月) 『あららびっくりだましっこ』佐伯俊男/さく 福音館書店

手品の種

表紙(裏表紙)にこの本に出てくる作品の型紙が載っているので実際に作ることができる。不器用な私でも作って楽しめそうだ。 『かがくのとも』273号(1991年12月) 『かみとはさみでだましっこ』佐伯俊男/さく 福音館書店

それぞれの裸

学校で男女の体の仕組みについて学んだのは高校の保健の授業だっただろうか。ユーモラスなイラストなので子どもと一緒に楽しく読めそうだ。 『かがくのとも』288号(1993年3月) 『はだかはだか』やぎゅうげんいちろう/さく 福音館書店

たかが、ぼうっきれだけど

落ちていた木の枝で地面に絵を描いたことはあるが、たとえぼうっきれ一本でも思いつく遊びは無限大なのだろう。 『かがくのとも』314号(1995年5月) 『ぼうっきれであそぼう』野坂勇作/さく 福音館書店

野菜の切れはし

切り方を工夫すれば様々な模様のスタンプができる。野菜の切れはしと侮るなかれ、カラフルなデザイン画が出来上がる。 やさいでぺったん―スタンプ遊びの絵本 (かがくのとも傑作集 わいわいあそび) 作者:よしだ きみまろ 福音館書店 Amazon 『かがくのとも』2…

定点観測の必要性

天気予報において気象衛星は聞くが、気象観測船はほとんど聞くことがない。 だが、宇宙から見える天気だけが予報ではない。海上、海中などの海洋情報も長期的な予報に必要とされる。 きしょうかんそくせん 作者:坪井郁美 ぶん 堀越千秋 え Amazon