二人のラプンツェル

ラプンツェルが今でいうレタスのことのだと初めて知った。 王子とラプンツェルが幸せに暮らしました…では終わらず魔女がひなのエサになったことまで描かれていた。 ながいかみのラプンツェル (世界傑作絵本シリーズ) 作者:グリム 発売日: 1970/04/30 メディ…

12人の月

12人は3人はお年寄り、3人は大人、3人は若い人で、残りの3人は少年だ。それぞれ冬秋夏春で人の一生とリンクさせて、擬人化しているのが面白い。 12の月たち―スラブみんわ (児童図書館・絵本の部屋) 作者:サムエル マルシャーク 発売日: 1986/12/01 メディア:…

私だけの友だち

訳者あとがきで、谷川俊太郎氏が子どもの秘密を分かち合える存在が必要であると述べている。 私は読んでいて真っ先に「ドラえもん」が頭に浮かんだ。 アルド・わたしだけのひみつのともだち 作者:ジョン バーニンガム 発売日: 1991/11/01 メディア: 大型本

新しい友だち

新しくやって来たトラクターのマスクと友だちになりたい馬のフロリアン。新しい環境に馴染もうとしないマスクの気持ちもわからなくはない。 お互いに助け助けられ楽しく生きていければ、それが良い。 こんにちはトラクター・マクスくん (大型絵本) 作者:ビネ…

夢の中

サブタイトルにあるように夢を見ているかのような不思議な話である。 小さな機関車が自分を作ったマチアスと再会するまでの旅路がシュールに描かれている。 それぞれのテーマを持ったページの色使いに惹きつけられる。 ラ・タ・タ・タム―ちいさな機関車のふ…

なりたい自分

ハエがやけにリアルに描かれているのが気になった。カメレオンにとって生きていく上で一番大事なのは、ハエを捕まえる長いベトベトする舌なのだ。 ごちゃまぜカメレオン―わたしといっしょにこのほんをつくったこどもたちへ 作者:エリック・カール 発売日: 19…

それぞれの役割

『スイミー』のように皆が団結して困難を乗り越える話とは真逆のようにも思える。 腹を立てながらも、一人異なる考え(行動)をしているフレデリックを追い出さなかったのねずみたちも豊かさが一つでないことを知っている。 フレデリック―ちょっとかわったのね…

長さの単位

物の長さを時間の長さに替えて測ろうとしたしゃくとりむしは危機を脱した。 ひとあしひとあし―なんでもはかれるしゃくとりむしのはなし 作者:レオ・レオニ 発売日: 1975/04/01 メディア: 大型本

池の外

誰だって外の世界を見たくて飛び出して行く。さかなのように元の場所に戻ってくるものもいるが、帰らずに留まったものもいるはずだ。 さかなはさかな―かえるのまねしたさかなのはなし 作者:レオ・レオニ 発売日: 1975/04/01 メディア: 大型本

逆転の発想

海の中の愉快な生き物たちに元気をもらい楽しさを知ったからこそ、小さなさかなたちが生きる術を見つけ出した。 スイミー―ちいさなかしこいさかなのはなし 作者:レオ・レオニ 発売日: 1969/04/01 メディア: ハードカバー

黄色

白黒の絵が続いて、最期に小さな黄色い花が満を持して登場する。表紙と裏表紙の色にも黄色だけが使われている。 雪が降っていても春の兆しで皆が目覚める。 はなをくんくん (世界傑作絵本シリーズ) 作者:ルース・クラウス 発売日: 1967/03/20 メディア: 大型…

きつねのイメージ

ロシア民話でもきつねは頭がいい(狡猾)とされているのだろう。 イソップだったら、どんな結末になったのか想像してみた。 おだんごぱん (日本傑作絵本シリーズ) 発売日: 1966/05/01 メディア: 大型本

ライオンの毛皮の服

ジプシーかあさんは、マドレーヌとペビートを守るためにライオンの服を着せて二人を守ったのだ。 だからミスクランベルが迎えに来たとき、別れが辛くて泣いたのだ。 マドレーヌとジプシー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本) 作者:ルドウィッヒ・ベーメ…

宝の山の使いみち

奪った金銀、宝石、お金などをどうするつもりもなかったどろぼうたち。獲物の替わりに女の子を大事に抱えて隠れ家へ連れ帰ったときから、こわーいどろぼうからすてきな三にんぐみへ変わっていく。 すてきな三にんぐみ 作者:トミー=アンゲラー 発売日: 1969/1…

ねがいごと

「いつもいつもいつまでもきみといっしょにいられますように」というくろいうさぎの願いはシンプルだが愛の本質を突いている。 しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ) 作者:ガース・ウイリアムズ 発売日: 1965/06/01 メディア: 大型本

島の表情

島での子どもたちの生活を描くことで、島の雄大な風景が際立っているようだ。 すばらしいとき (世界傑作絵本シリーズ) 作者:ロバート・マックロスキー 発売日: 1978/07/10 メディア: 大型本

きかんしゃの思い

いたずらきかんしゃというタイトルから、子どもの気持ちを代弁しているのだろう。 くたびれた大人の私には羨ましい限りだ。 文字の並びが線路のように見えるページもあって楽しめる。 いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ) 作者:バージニ…

安全なところ

この本にある『しぜんのままで、やすらかなところ』というタイトルのセンダックの意味するところは、訳者今江祥智の後書きで判明したか それは、ポール・エリュアールの詩集『平和の顔』の冒頭の一篇から来るものだった。 ピース メディア: 大型本

しあわせの基準

これは、日本の昔話『わらしべ長者』の逆バージョンだ。わらしべ長者では、貧しい男がお金持ちの娘婿になったが、ハンスは金塊を手放したばかりか最後は何もなくなった。 それでも自分が一番幸せだと思ったハンスは、幸せになる方法を知っている。 『クリス…

グリム童話の教え

狼の末路が『赤ずきん』と似ているが、他にも類似箇所が多くそれが気になった。 七匹目のこやぎが見つからなかったのは、こやぎの機転というよりは運が良かったのか。赤ずきんも運良く漁師が通りかかった。 どちらも言いたいことは同じなので仕方がない。 お…

深い色合いの白雪姫

最初のページに登場する雪の上の真っ赤な血のしずくがこれから起こる不幸を予見しているようだ。 今までの七人の小人のイメージを覆すような小人たちだが、この絵本では妙に馴染んでいる。 ラストは著者によって変更されているが、白雪姫が王子と結婚して幸…

おりてよorのせてって

タイトルが異なるが同じ絵本である。訳者はそれぞれ、たわらまちさんと長田弘さんで内容の訳文には大きな違いはない。 並べて見ると色具合は微妙に異なる。 たわらまちさんが後書きで述べているが、私も読み始めてすぐにノアの方舟を思い浮かべた。 そうだと…

あひる

今回はお風呂での出来事。空想の世界にあひるが登場するするのはなぜ?と思っていたら、最後のページで明らかに。現実と空想の世界を結びつける道具だった。 もうおふろからあがったら、シャーリー 作者:ジョン バーニンガム メディア: 大型本

逃避

親や先生がくどくど話しているときに、空想の世界に逃避できるのは子ともたちの特権だ。 なみにきをつけて、シャーリー (ほるぷ海外秀作絵本) 作者:ジョン バーニンガム 発売日: 2004/07/01 メディア: 単行本

泥だらけになって

文字が大きくて読みやすかった。 最初は勝手なことを行っていたが、全員で力を合わせぬかるみを脱出。家に帰って池で泳いでさっぱりしただろう。 ガンピーさんのドライブ 作者:ジョン・バーニンガム 発売日: 1978/04/01 メディア: 単行本

花の香り

草花の知識がない私は、ルピナスが甘い香りのする花の名だとは知らなかった。 ロベルトが連れてきてくれた個性的な二人とは大変な一日を過ごしたのだから仲良くなったであろう。 お友だちのほしかったルピナスさん (大型絵本) 作者:ビネッテ・シュレーダー …

おしゃれなわに

わにの店って何だろう?ペットショップかなと思って読んでいくと、わにの皮で作った鞄や靴のお店だった。 店の売り子を飲み込んだのは衝撃だったが、彼女のしゃれた品を持ち帰ったため、ナイルのわにがおしゃれになったという結末は絵と同様にシュールだった…

色使い

アンデルセンの白鳥の話を読んだのはこの本が初めてだった。マーシャ・ブラウンの抑えめの色調が幻想的な雰囲気が物語に似合っていた。 白鳥 (世界傑作童話シリーズ) 作者:ハンス・クリスチャン アンデルセン 発売日: 1967/03/01 メディア: 大型本

灰むすめ

『三びきやぎのがらがらどん』の作者マーシャ・ブラウンのシンデレラ。続けて2夜も舞踏会に行ったことは初耳だ。かぼちゃを馬車にした以外にも、トカゲにも魔法をかけていた。巷間知られている話よりも詳しく作り込められていた。 シンデレラ―ちいさいガラス…

カラスが学んだこと

自ら望んで鳥かごに入ったカラスが、不自由な鳥かごを出ることができた理由を知っていばりんぼうのカラスではなくなった。 いばりんぼうのカラス (大型絵本) 作者:バーナディット ワッツ 発売日: 1988/05/26 メディア: 大型本