子どもは王さま

たまごの好きな王さまは、子どもたちがやってみたいことを体現している。遊び時間にお城の中を駆け足で周り、鶏小屋の鍵を外してしまう。秘密にしていた王さまの言葉を目玉焼きが喋ってしまうのも子どもたちを楽しませるだろう。

 

こどものとも 「母の友」絵本(復刻版)』第35号(1959年2月)

『おしゃべりなたまごやき』寺村輝夫/作 長新太/画 福音館書店