ちょうちょーさんの命

ビップぼうやがしっかり捕まえたために、ちょうちょは土の上で動かなくなってしまった。

それを見たぼうやは捕まえたびんの中の白い蝶を空ヘ帰してやった。

 

 

「びんのちょうちょーかえしなさーい」という声はぼうやの心の声なのだろう。

こどものとも 心のかてを与える「母の友」絵本

(復刻版)』第1号(1956年4月)