アザラシの故郷

日本の南極隊と一緒に南極ヘ行った赤ちゃんあざらのしろはウェデルあざらしの群れに出会い仲間になった。

大人になったしろは日本に帰る船を覚えていて泣きながら別れを告げた。

ざらしは南極から北の方へ分かれていったと言われていて南極だけに住むあざらしもいる。

 

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」(復刻版)』第5号(1956年8月)

『なんきょくへいったしろ』瀬田貞二/作 寺島竜一/画 福音館書店