ちいさなきかんしゃ

急行列車を引っ張る大きい機関車に憧れていた小さい機関車は、雪が激しく降る中を大きい機関車を引っ張っていった。雪が深くて通れそうにない急行列車を手伝ったのだ。保線区の人たちの助けもあって無事に町に着いた。

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」(復刻版)』第23号(1958年2月)

『やまのきかんしゃ』松居直/作 太田忠/画 福音館書店