かくれみのとは?

てんぐかくれみのを着ると今で言う透明人間になれるのだろう。誰にも見られずにお城ヘ行ってお殿様のお饅頭を食べるのはいつの時代も子どもの夢だ。

かくれみのを燃やしてしまったひこいちが天狗の親子に追いかけられているのが表紙の絵で、最後のページがここにつながるようだ。

 

 

こどものとも 心のかてを与える「母の友」()復刻版』第6号(1956年9月)

『てんぐのかくれみの』岡本良雄/案 朝倉摂/画 福音館書店